職場での人間関係、気を使いますよね。
私も女性ばかり大勢いる職場環境なので、いろいろなトラブルを見聞きします。
ほんの些細なことで気まずくなるのは困りますよね。
そこで、実際に有った善意によるエピソードのはずが、気まずい結果になってしまったトラブルをご紹介してみますね。
ここではトラブルの実例を知ることで、自分がそんな失敗をおかさない。そういったご参考になればと思います。
職場のトラブル!気まずい結果に終わった事例とは?
職場内での慶弔事はつきものですね。
個々にするほど親しくなければ、有志でお金を出し合い、まとめてご本人にお渡しすることも多いかと思います。
その時に思わぬトラブルになってしまった同僚の体験談です。
世話役がついうっかり?参加したのに無視されて…
だいたいこういった時に世話役を買って下さる人は決まっています。慣れているので、手際もよく、私も参加させて頂くことが有りますが、いつも感謝です。
だってどう考えてもいろいろと面倒くさいですよね。それを特にメリットが有るわけじゃないのに引き受けて下さる!頭が下がります。
それだけにこのケースは聞いててとても残念でした。
その時も、皆に慶弔金を募り相手の方に渡してくださったようです。
その後、出社されたご本人が、慶弔金を出し合ってくれた人に個々に挨拶をしていました。
ただ、その場にいた彼女には何も挨拶がなく、「どうして?」と思ったそうです。
あくまでも有志によるものなので、参加しない人もいます。人数の多い職場では、在籍していても、顔をあまり合わせることもなかったりという人もいるので、全員が参加するわけではありません。(実際何十人もいて、勤務時間帯や曜日もバラバラです。)
世話役は内容を回覧し、参加希望者からお金を預かり、リスト(お金を出した人)と共にご本人に渡します。
そのリストをもとに、受けた人は後日挨拶やお返しなどをするのです。
で、彼女の場合参加したのに挨拶をスルーされては当然気分が悪いですよね。
最初は人数が多いので(何十人となることも有ります)リストの名前を見落とされてしまったのかなと思ったそうです。
もちろんお礼を言われるためにする訳ではありませんが、気分はスッキリしません。
金額も千円とそんなに少ない額じゃないですしね。
でも挨拶されないからと相手にクレームを言うなんて出来ませんから、そのうち気づくのではと気にしないことにしようと思ったそうです。
会えば挨拶や簡単なやり取りはするという程度なので、踏み込んで何でも話せる相手ではありませんから。
しかし考えてみると、「皆くれたのに、この人はくれなかった」と思われているとしたら、それはそれで心外です。だってちゃんとお金出して参加してるんですから。
他の世話役さんに相談
彼女はやっぱり納得できないと思いました。
真相がわからないとスッキリしません。
「慶弔金もケチるような人なんて思われてたら嫌じゃないですか!」と言っていました。私も自分がその立場だったら嫌ですね。
慶弔事の世話役をしてくれる人は複数います。そういう人はだいたい姉御肌といった人が多いです。
その中の普段から親しく交流の有る1人に相談したそうです。聞いていた彼女は、
「ふ~ん、もしかしたらリストから漏れてるのかもしれないね。」と一言。
お金を集める人は当然ですが、受け取った人の名前を記入したリストを持っています。
お金を受け取った時に手元にそのリストが有れば、すぐ書き込めますが、そうじゃない時、後で書こうと思って忘れることも有るのだそうです。
結局リスト漏れが原因だったことがわかりました。お金を預かったけど名前をメモ書きするのを忘れていて、先方に彼女の名前を書かないまま渡していたのです。
預かったお金をどう管理していたのかは不明ですが、リストと金額を照合することもしなかったのかもしれません。ご自分のお金と混同してしまったのでしょう。
相談した世話役さんが当該の世話役さんに話をしてくれて解決したそうです。
ただ、後日受け取った方から遅ればせながらとご挨拶が有ったようですが、かなりぎこちない感じだったそうです。
ミスをした世話役さんからその人にどんな風に伝わったのか心配になるような雰囲気だったそうです。
誰も悪気はない!でもみんな気まずい!
そうです!
誰も得をしない上、わだかまりが残る結果になってしまいました。
世話役はそもそも面倒なことを引き受けてくれたのですから周りから感謝されて当然です。
でも本人のミスとはいえ、結果は気まずいことに…
慶弔金を受けた人も、全く非は無いのに挨拶が遅れたことを詫びるという気まずいことに…
そして、お見舞金を出したにもかかわらず、もう少しで無かったことになりそうになり、最終的には訂正されたけど、もしかしたら、
「お金出したのに挨拶もなかった!」
というクレームを出した感じ悪い人みたいに相手に伝わったのではと結局気まずい結果になりました。
こういったケースは難しいですよね。
善意から始まったことなのに、うっかりミスがこんな残念な結果になってしまうなんて…
どうしたら良かったのでしょうか?
彼女の話を聞き、他人ごとじゃないなと思いました。
私なりに考えてみました。
- お金を預かる場合は慎重にも慎重に!「後で」は禁物、その場で必要な処置を。
- 世話役にお金を預ける場合は相手の都合を考える。すぐにリストに書き込める状況か等。
- 出来れば何人かの人と一緒に預ける。(万一の場合お互いに証人になれる)
人のすることですから、悪気はなくてもついうっかりは有ります。でもお金が絡むことは何かと面倒ですし、信用を失うことも有りますから、慎重にするべきですね。
2番に関してですが、彼女も思い当たるふしが有るとのこと。
世話役さんから話を聞き、忘れる前に払っておこうと、その場でお金を預けたそうです。
でも相手はちょうどオペレーションルームに戻らないといけないタイミングだったようで、受け取ったお金をポケットにしまったそうです。
こんなことになるなら、相手がレストルームで落ち着いてるタイミングで払えばよかったと、後悔していました。
3番に関しては、リストから漏れ、受け取った本人の記憶が曖昧な場合も有りますので、保険をかける意味で、自分以外の人が把握してくれる状態を作っておいた方が安心です。
今回のトラブルとは少し違いますが、実際、払った払わないで軽くもめたケースも有るようです。人間の記憶なんてまさかと思うくらい不確かなものです。自分で出来るトラブル回避は意識しておいた方が良いですね。
いかがでしたか?
悪気はなくともトラブルの種は職場のどこにでも転がっています。
気まずい思いをしないように、それぞれが気を付けたいものですね。
最後までお読みいただき有難うございます。
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