義母の喜寿祝いを忘れていた至らない嫁の私です。長寿祝いは還暦祝いを始めとして順調に行っていましたが、今回の喜寿はあろうことか祝うのが今年だと思い込んでいたのです。去年はいろいろとあって忙しかったのも有りますが、何故そんな勘違いをしたのか情けないです。
焦った私は、恥ずかしく思いながらも友人や同僚に相談してみました。今からでも遅ればせながらお祝いのプレゼントを贈ったほうが良いのかと。長寿祝いを忘れるような方はそうそういらっしゃらないとは思いますが、ご参考になればと思います。
喜寿祝いを忘れた場合はどうすべき?
先日電話で義母と話した際に、「私も78歳にもなると、あちこち体にガタがきてしんどいわ。」と言われ、喜寿の77歳が去年だったことに気付きました。やっちゃいました。
今まで年齢の話などしなかったのに、やはり明らかに喜寿の祝いがなかったことを、残念に思っているようです。するつもりが無かったわけではなく、単にするべき時期を勘違いしただけなのですが、どう話すべきかすぐには思いつかず、その時はそのままになりました。
喜寿祝いをするつもりが有ったことは伝えるべき?
まわりに相談してみました。このような意見が出ました。
- 明らかに喜寿のお祝いを期待していたようなら、今からでも「遅くなりましたが…」と詫びてした方が良いのでは。
- 誕生日が過ぎてしまっているなら、母の日にいつもより豪華なプレゼントをしてみては。
そしてこんな意見も。
- 喜寿のお祝いを忘れていましたというのは、いくら正直にと言っても失礼じゃないかしら。
- お祝いごとを遅れてするというのも何だか変な気がする。
- 喜寿祝いを忘れたかわりに他のプレゼントを奮発しますねというのも、納得してもらいづらいのでは。表立って不満は言わなくても、気まずさは否めないと思う。
なるほどそうですよね。「忘れてた」という正直な申告と、「遅れたならあえて今さらお祝いをしない」という選択は、正直迷います。
義母との普段の付き合い方にもよる
同僚の中には、普段の付き合い方で対処も違うのではという意見もありました。
- 義両親宅が近いので、けっこう普段から行き来がある。カッコ付けたり、体裁を繕ってもお互い疲れるだけなので、わりと言いたいこと言い合っているので、もし自分だったら、「え、喜寿は今年じゃありませんでしたっけ。お義母さん若いからちょっと勘違いしていました。ごめんなさい。ぜひ今からでもお祝いさせて下さいね。」って言うかな。そして美味しいと評判のお店でちょっと奮発してお食事に招待するというのはどうかな。
- 遠方に住んでいるので、会うのは年に一度くらい。あまりマメに連絡をするということもしていない。お互いに用件が有るときしか電話で話さないので、とても忘れてましたなんて言えない。その後の気まずさを思うと、同じ気まずいならこのまま触れずにそっとしておきたい。
私と義母の場合はこの2つの意見の中間くらいの関係性かなと思います。遠方に住んでいますが、月に一度くらいの頻度で近況連絡、ご機嫌伺いといった感じで電話で話します。
喜寿祝いを忘れてた私の結論は?
「喜寿祝いのことには触れず、次の傘寿を少し奮発してお祝いする。」
です。
傘寿は数えで80歳、満79歳の時にお祝いできるので、喜寿からそんなに年数があきません。義母は来年79歳ですから、今からどんなお祝いにするかを考えておこうと思います。
ただ、義母の中で、「喜寿の祝いをしてくれなかった。」小姑や義母の姉妹たちからも、「至らぬ嫁」と思われていることには違いないでしょうから、それはあえて覚悟しています。
小心者なので、「今年だと勘違いしてました。」と言う勇気がやっぱりありません。
傘寿祝いとは?
数えで80歳、満79歳で本来はお祝いするとのことですが、最近では満80歳の誕生日を迎えてお祝いする場合も有ります。
黄色や金色のものをプレゼントしたり、皆で食事会をして祝うことも多いようです。
遠方なので食事会は難しいです。3万円くらいの予算でバッグなどが良いのではと思案中です。
バッグもいくつか持っているとは思いますが、女性って服装や行く用途によって何種類か必要ですよね。服の色で変えたり、ショッピングなのかあらたまったお出かけなのかでも違ってきます。
自分でいくつも取りそろえるのは勿体ない気がしますが、プレゼントでアイテムを一つでも充実させることが出来れば嬉しいですよね。そのあたりを考えて贈ることにします。
自分が忘れられた立場だったらどう?
私自身も、あと何年もしないうちに最初の長寿祝いの「還暦」を迎えます。
我が家は娘なので、嫁との付き合いを今後することもないとは思いますが、ちょっと想像してみました。
もし、嫁が還暦祝いをしてくれなかったらと。
想像なので、甘めな意見になってしまいますが、もしする気が無いのではなく、勘違いなどで忘れていたのだとしたら、そんなに責める気持ちはないかなと思います。
私自身やらかしてしまっている身なので、人にとやかく言える立場じゃないというのも有ります。ただ普段からの付き合いで相手の人柄を感じているならそこまで腹も立たない気がします。
終わりに
長寿祝いはそれぞれ、一生に一度のとても大切なお祝いだと思います。日々の生活に追われ、つい失念していたなんてことのないように気を付けたいと思います。
まだまだお祝いはこの先も続きますから、この失敗を肝に銘じて、気持ちを込めてお祝いをして行きたいです。
最後までお読みいただき有難うございます。
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