平日のお昼間は時々勧誘電話がかかります。普段は仕事なので、そんなに頻繁に受けるわけではありませんが、たまに不愉快なものも有ります。
この手の電話に有りがちですが、急いで電話に出たのに「もしもし」と3~4回言っても、応答が無く切ろうかなと思ったら相手が出るという、すでにこれだけでも失礼だろうと思います。私、これすごく嫌です。電話をスピーカーにして、名簿を見ながらボールペンかなにかで横着に数字のボタンを押してる姿が見えるようです。
ひとつ目のケースは… マニュアルくん
今、世の中数々のコラボレーションが真っ盛りですが、電気、ガス、水道、電話、テレビなど… そのうちの一つの関連の業者からの電話でした。
若い感じの男性でしたが、出てくるなりろくな挨拶もなく、早口で自分の会社名を言い、すぐに用件を言い始めます。夕方の忙しい時間帯なのに、そのことを考慮した挨拶も有りません。
これも勧誘電話に有りがちですが、マニュアル通りの言葉を読んでるのかと思うほど一気に言います。たまに「~ではありませんか?」や「~ですがいかがですか?」のような問いかけは有りますが、とにかく自分のおススメの内容がどんなにお得になるかとか役に立つかということを言い続けます。正直煩わしいです。
そして、この男性の場合、最初に「○○さんのお宅ですか?」という問いも有りませんでした。普通は言いますよね。いくら名簿見ながら次々かけているにしても、失礼です。誰にかけてるのか把握してるのか疑わしいです。マニュアルにはさすがに常識過ぎる挨拶の文言は載ってないということでしょうか。
なので、話は続きそうでしたが、丁重にお断りしました。人を相手の仕事なのだから、せめて最低限のマナーはわきまえて頂きたいものです。
ふたつ目のケースは… これって脅迫ですよね
まあ先程の勧誘の件はまだ可愛らしいものです。するべき礼儀が無かったというだけのものですから…
今度のケースはちょっとびっくりですよ。もうかなり前の体験です。何の勧誘だったかは覚えてないですが…
夕食を作っている時間帯で、ちょうど鍋を火にかけ、野菜を洗っている時でした。やはり少し沈黙が有り、若い女性が出てきました。第一声で勧誘とわかり、こちらは忙しいのにかけてきた当人はたとえ数秒とはいえ待たせるのですから、ちょっとイラッとしました。そのころわりと勧誘電話が多かった時期で、またかという気も有り、つい話の腰を折って「必要ありませんので結構です」と切ってしまいました。火にかけていた鍋も気になりキッチンに戻りかけるとすぐにまた電話がなりました。受話器を取ると先程の女性でした。
「何故切るんですか?」もちろん挨拶もなくいきなりです。驚きました。文句を言いにもう一度かけてきたのです。信じられます?
「必要がないからですよ。そう言いましたよね。」一応返事をしておきました。対応しなければいけない義理はありませんが…
「話の途中にいきなり切るなんて失礼じゃないですか。」
「いきなりじゃないですよ。ちゃんと必要ないから結構だとことわって切りましたよ。失礼だというなら、頼みもしないのにそちらの都合で突然かけてきて、こちらの都合も聞かずに話す方がよっぽど失礼です。」
「お宅の住所も電話番号もこっちはわかってるんですよ。いいんですか?」
理屈が通らなくなったからかこんなことを言い始めました。立派に恐喝ですよね。しかもどう考えても20代の若い女性です。含み笑いをしながらどうだと言わんばかりの言動にあきれてしまいました。この若さで人を脅すようなことを平然と言ってのけるこの子はどんなしつけをされてきたのでしょうか?
「いいんですかって何がですか?」私も若かったですね。ついまた言い返してしまいました。
「お宅の住所わかってますよ。いいんですか?」同じ言葉を繰り返します。
まるで切り札だとでも思っているのでしょうか? それ以上の言葉をどうやら思いつかないようでしたので、つまらないことに付き合うのも時間の無駄ですから「ご自由に」と言いさっさと電話を切りました。もう一度かかるかなと思いましたが、その後二度とかかることは有りませんでした。
当時娘はまだ中学生になったばかりの頃でしたから、ハッタリだとは思ってもしばらくは気持ち悪かったです。随分前なのになんでこんなによく覚えているかというと、衝撃的だったからです。勧誘電話の相手がまさかの反撃!
胡散臭い会社なのかそれはよくわかりませんが、実際何かされることは無いにしても、こんな訳の分からない無礼な人間に変に恨みを買うのも面倒なので、その後は一応話の切れ目まで待って、丁重にお断りするようにしています。
三つ目のケースは… この人病んでるの?
こちらも、ちょっとびっくりした経験です。嘘みたいですが、実際に有ったことです。長年生きてると、ほんとにいろいろなことが有るものです。
こちらも何のセールスだったか忘れましたが、よくしゃべるやはり若そうな男性です。おそらく20代くらいかと思います。
前の2つのケースの場合と同じで、例によって独り舞台でしゃべります。二つ目のケースのようなことはご免ですから、辛抱して話が終わるまで聞きました。やっと話が終わったようで、
「いかがですか?」と聞かれましたが、
「すみません。うちには必要が無いので結構です。」丁重にお断りしました。
するとこの人なんと言ったと思います?
「じゃ、なんで話最後まで聞いたんですか!必要無いとかなら、最初に言ってください。」
え⁉
私もしかして怒られてる? いやいや、口挟む間もないほどしゃべってたの誰よ!
無駄にしゃべらされたとかって言い分なの? 誰がお願いしましたっけ?
憤慨感あらわにされたまま、一方的に切られました。 は~⁉ もう唖然過ぎて…
ぶつけようのないこの怒りどうしましょう!って感じでした。
自分の立場わきまえてないですよね。勝手に突然かけてきて言いたい放題。常識無いのか~って感じです。こんな一方的な理屈を平然と言い放つなんて普通じゃ考えられません。
どう対応するのが正解?
ナンバーディスプレイにするといいのでしょうが、そうすると、私が番号を知らなかっただけで、実は大事な電話だったのに取り損ねるといったことが有りそうで、申し込んでいません。普段は仕事でいないことが多いので、そんなに困ることがないからです。
ここでご紹介したケースは本当にレアケースなので、たいていはこんなことは有りません。でも嫌な気持ちにさせられたくないので、私は勧誘電話には次のように対応しています。
<けんもほろろな対応はやめて、受け答えは普通に丁寧に、言えるタイミングが有るなら、出来るだけ早くこちらに受ける意思が無いことを、伝えて断る>
当たり前なことばかりですね(笑)
でもやっぱりナンバーディスプレイにした方がいいかしら… 周りは皆当然のようにしています。申し込もうかなと思い始めてます。
最後までお読みいただき有難うございます。
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