小さい子供がいるアラフォー再就職、私の場合

マナー、心理

こんばんは。

以前、小さな子供がいるため再就職で苦い経験をした友人のお話をしました。

記事はこちら

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私も再就職の厳しさを経験

私が今の職に就いたのは、彼女と同じくらいの年齢の時です。

やはり私もいくつも受けては落ちていました。

彼女と同じように私も何も資格や特技は無く、転職も何度かしています。車の免許さえ無いので、履歴書の資格・特技の項目は空白。

転職はしていても、それぞれの企業でキャリアは積んでいますから、採用してもらえれば即戦力で働けると自負していましたが、現実は厳しいです。書類と面接だけではなかなか伝わらない。伝えたくてもチャンスが無い…

もちろん娘のこともネックになっていて、必ず面接で聞かれるのは、

面接官:「お子さん小さいですけど、どなたが面倒を見られるのですか?」

私:  「保育園に預けます」(この時点では決まっていませんでしたが)

面接官:「お子さんが熱を出されたりしたらどうしますか?」

私:  「母が近くに住んでいますので、見てもらうつもりです」

そう答えても、結局後日不採用の連絡が…

熱なんて大人も出すでしょう!子供いなくても、休む人なんてたくさんいるでしょう!

子供がいる、特に小さい子がいる人の方が休むリスクが大きい。そう思われるのは仕方ありませんが、小さい子供が居たら再就職出来ないの? よっぽど技術や能力が高い人、かなりの実績が有る人以外は、再就職はムリなのかと諦めムードになっていました。それでもどうしても働きたかった私はチャレンジを繰り返しました。

 

 

そんな私が合格した訳とは?

では何故、私が今の会社で採用されたかというと、採用人数が多かったからです。何人の応募が有ったかは定かではありませんが、20人以上採用されたと記憶しています。

 

常識問題の筆記試験とグループ面接でした。彼女の時とは違い、誰でも答えられるような問題でしたから、普通レベルの常識が有ればクリアできる簡単な設問です。そちらは難なく突破。問題は面接です。やはりこの時も聞かれました。娘のことを… いつものような答え方しか出来ませんでした。今度もダメか…心をよぎりました。

しかし結果は合格

あれだけ落ち続けたのに、合格した時は本当に嬉しかったです。

 

入った後に知る厳しい現実

でもあとで私でも受かった理由がわかりました。研修も厳しく、仕事内容もかなり大変で、上司(女性です)も厳しい人が多かったので、結構な人数が辞めていくのです。

ある企業のコールセンターです。ほぼ女性ばかりの職場です。

その当時は年に何度か採用を行っていたようで、毎回そんな状況でした。だから何人か辞めていくことを想定して多めに採っていたということでしょうね。多少のリスクは有っても、働く意欲が有りそうで、常識レベルに問題なければとりあえず採用ということだったのかもしれません。

「どうりで私でも受かったわけだ…」

苦笑いです…

 

あ でも辞める人が多いと書きましたがけっしてブラック企業じゃないですよ。簡単だと思って入ってみたけどそんな甘い仕事ではなかったということです。

正直、私も今まで上司に叱咤された経験は有りません。仕事でたとえミスしたとしても、注意は受けますが、叱られるということは有りません。

誰でも慣れないうちは思わず失敗することも有ります。二度と同じミスをしないよう気を付ければよいのです。

ただこの職場では新人の頃から、初めてのミスでさえ厳しく叱られるという感じでした。私も何度か涙ぐんだ覚えが有ります。

辞めた人たちはそんなことなら別に無理してここに居なくても、他のところへ行こうということだったと思います。若い人からすれば、その気になればもっと条件の良い、優しい上司のもとで働ける職場を探すことが出来たでしょうから…

やっとこさ採用された私にはそんな選択肢はなく、泣きながら😿頑張って、どうにかここまでやってこれたということです。実際同期は私を含めて2人しか残っていません。

 

まさかの合格で、準備不足で後悔したこと

何度も落ちていた私は、「どうせ今度もダメだろう」そんな考えだったので、保育園などをまだ用意していなかったのです。

採用通知が来たのは8月半ば、世の中がお盆休みになる直前でした。1週間後には研修が始まるということで、慌てて近くの保育園に手続きをと思いましたが、もうすでにお盆休みに入っていました。

結局、盆休み明けに手続きをし、そのままいきなり預けざるを得ないという状況でした。いわゆる「慣らし保育」も出来ずにいきなりです。当時娘は2歳になったばかり…

泣き叫ぶ娘の声に心がちぎれそうになりながら、私も泣きながら会社に向かったのでした。

もう遥か昔のことですが、昨日のことのように思い出され、今でも泣きそうになります。どんなにか心細かったかと思うとほんとうにかわいそうなことをしてしまいました。

娘とのことでは実は後悔していることがいろいろ有ります。それも含めて自分の歩んできた人生なのだから仕方ないです。また次回機会が有ればお話してみようと思います。

 

難しい再就職にはこんな求人も選択肢のひとつ

条件が良く採用人数が少ない求人は、当たり前ですが再就職は狭き門です。

ただ私がそうでしたが、いろいろな企業で働き、そこそこ重宝されて経験も積んだので、面接で上手くアピール出来れば、再就職もそう難しくないと考えていました。

甘かったと思い知らされました…

私がラッキーだったのは、辞める人数を想定しての大量採用を実施していた求人を見つけて応募できたこと。

大変なことも多かったけど、こうしてもう20年近く勤めています。

最初はその多大勢の一人として働き始めましたが結果オーライという感じでしょうか…

 

最後までお読みいただき有難うございます。

 

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