昨夜は、つい気持ちが高ぶり、いろいろ書いてしまいました。
1日経って冷静になったところで、もう少し感じたことをお話してみたいと思います。
昨日の記事はこちらです。
小さな子供のいるアラフォー女性の苦悩
簡単にどのような話だったかというと…
友人は小さな子どもがいましたが、再就職を目指し、ある企業の就職試験を受けたのです。
通勤に便利な立地に有る営業所の事務員募集ということで、なんとか入れないかと応募しました。
当日行ってみると、何十人もの若い応募者がいました。場違い感に戸惑いながらも受けたのですが、筆記試験はまさかの英文。海外に支店が有り、その営業所にも海外から電話が入るということですが、英会話堪能ではない彼女は全く出来ませんでした。
その後の面接では、
「子供が小さいのだから、ご主人の収入でやりくりして、家庭に居たらどうか」
と言われ、なんで我が社の面接を受けに来たんだと言わんばかりの対応だったそうです。
自分の立場の厳しさを思い知らされて…
子供を預け、身を引き締めて就職試験に臨んだ彼女でしたが、結果は辛いものに…
「家に居たらどうか」と言ったのは50代くらいの女性面接官です。おそらく地位の有る人のように思えたと言っていました。同じ女性だから、働く主婦、母親の事情などある程度わかってもらえるのではと一瞬思ったそうです。
<甘かった>と彼女は言います。その女性の口から出た言葉は全く遠慮も配慮もない言葉でしたから…
私はこの女性は姑目線で彼女を批判したのではとすら思います。「まだ孫は小さいのに預けて外で働くなんて」といったよくある話です。
まあもちろん、辞めない休まない人材を選びたいのでしょうから、未就学児のいる人はリスクが大きくて、企業は敬遠しますよね。
身の程知らずだったのかもしれない…
彼女は言いました。
「きっとテストが0点だったことも大きなマイナスだったんだろうね。ほんとに情けない…きっと、こんなレベルで、しかもアラフォーで、おまけに小さい子までいるくせに、よく受けに来たなって思われたんだよ。身の程知らずだったかな…」
再就職は年代に関係なく、厳しいものだと思います。私も何度も経験していますからよくわかります。
もしかしたら、そんなの仕方ないよ。こっちは弱い立場なんだし、考えが甘いんだよという意見も有るかもしれません。
でも自分の会社に就職したいと来た人にこのような思いをさせるなんてどうでしょう?
面接官って偉そうな人多いですよね。受かって採用されれば上司になりますからいいですけど、受からなかったら、その会社がもし販売とかの企業なら、その受けに来た人が将来お客様になる可能性も有ります。
働きたい人、選ぶ人の力関係は、面接を受けてから合否がわかるまでです。その後は企業と消費者、客といった逆の立場にもなるかもしれません。言葉や態度はその辺のことも考えて欲しいものです。もちろん適切な対応をされてる方もいらっしゃいますが…
人の生き方は様々
人によって再就職したい理由は様々です。
いろいろな生き方が有りますから。彼女にももちろん理由が有っての再就職活動です。
自社に就職を希望して面接に来た人に、働く必要が無いのではとは、随分無遠慮で傲慢じゃないですか?
採用する意思がないにしても、もう少し言い方が有ると思います。
彼女は「まだ書類審査で落とされた方が良かった」と言っていました。
2重3重にダメ出しされたようで、自信を失ったようでした。
「今度はもっと、高望みしないで探してみる」と彼女は淋しく笑いました。
話を聞いてただ憤慨することしか出来なくて何の役にもたてなかったです。
でも彼女はもう前を向いていました。「焦らず頑張る」と。
その意気です(#^^#)
最後までお読みいただき有難うございます。
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