嫌いなお菓子を勧められた時の断り方って悩みますよね。
女性の多い職場では、それこそしょっちゅうお菓子をあげたり、貰ったりが有ります。
私は最中(もなか)が苦手です。1度思い切って「ゴメン、私もなか苦手なの。」と断った時が有りました。
個包装のものなら、その場で受け取り、持ち帰って家族に食べてもらえますが、その時は一面に並べてあるものでした。手に取れば、その場で食べないといけないタイプ。
一瞬迷い、つい正直に「苦手」と言ってしまいました。
気まずいです。相手の方は不快感を表情には出しませんでしたが、後悔しました。
皆さんもこんな経験は有りませんか?
嫌いなお菓子をその場で食べるか断るか?
基本的に個包装のものは自分が嫌いでも持ち帰れば家族が食べてくれる場合もありますよね。
ただ、個包装ではないものを目の前に出され、「どうぞ」と差し出されたら、皆さまどうしますか?
好きではないけど、とりあえず食べられるものなら良いのですが、口に入れるのが苦痛なものまで、お付き合いで頂かなければいけないのか…?
さすがに職場で皆にアンケートを取るわけにいきませんでしたので、私なりの意見をお話してみます。
断らないと好きだと勘違いされる
以前私が困ったのもこのケース。
せっかくの好意ですから、有難くお受けして後日、顔を合わせた時に、
「美味しかったです。有難うございました。」
とお礼を言いました。頂いた時だけではなく、食べてどうだったかというのもお礼の一環としてお話するべきだと思ったからです。
ただ裏目に出ました。
こうなると今さら「実は苦手!嫌いなんです…」とは口が裂けても言えませんよね。
苦手なのに「美味しかったです。」はあきらかに嘘をついています。でも相手の方は気に入ってもらえたかなと期待しているはず。
嘘を言うのはよくないからあえて感想は伝えないというのも1つの方法かも…
最近はそう思うようになりました。
相手の期待に応えたいと心にもないことを言うのも心苦しいし、何か違う気がしますね。
軽口がたたけるほどの仲なら苦労は有りませんが、こういうケースも有るので、苦手なら思い切って早めに伝えた方が後々楽かもしれません。
健康上の理由でやんわりと断る
「体脂肪率が大変なことになっているので…」
「血糖値が高かったので…」
50代の私達なら、この断り理由はけっこうすんなり受け入れてもらえる感じです。
実際私もかなり太ってしまい、体脂肪率半端ない!ので、同年代なら同じ危機感を持っているので納得しやすいのでしょう。
「せっかくなのにごめんね」
などの言葉を添えると、
「ううん、いやあ体脂肪とか内臓脂肪とか気になるよね。えらいね!私も気にしなきゃね。」
といった感じで共感を得たうえで回避出来ます。
ダイエット中なので…はどうかな?
同じ年代の同じ悩みを抱えている人ならわかってくれそうですね。
ただ、私と同じ年代の人がそう言って断った時、奨めた人の方が少しふくよかだったので、
「何言うてんの!全然太ってないやん!」
と、あっさり却下され、手に取らざるを得ない感じになった場面に遭遇しました。
難しいですよね。人の心理って…
最後に
せっかくの好意を無にしたくないですが、苦手なものはやっぱり苦手。
心にもないことを言ったり行動したりするのもどうかと思いますが、正直なら良いということでもないのが、人間関係の難しいところです。
「苦手」「ごめんなさい、けっこうです。」正直に言えば角が立つことも有ります。でも無理を続けると、どこかでほころびが出てしまい、そちらの方が取り返しのつかない人間関係の亀裂になることも有ります。
自分が楽な方ばかり選ぶのはいけませんが、無理なものは無理と早めに伝え、その後の人間関係は誠実に培っていけば、心ある人はわかってくれると思います。
たかがお菓子ですが心して行動したいと思います。
最後までお読みいただき有難うございます。
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