さてひとりよがりの旅行記はさらに続きます(笑) 最終回です。感想のまとめを最後に綴っています。
②はこちらです。
①はこちらです。
地図と時刻表とにらめっこの駆け足観光
昨日チェックイン時にフロントで軽く説明を受けたようで、パンフレットや地図などを見ながら、昨夜はお布団で娘が色々考えていました。相談されましたがパンフをちょっと見ただけで寝落ち。(笑)役に立たない母です。💦
朝のオーシャンビューは最高です
前日の窓からの眺めとは打って変わってこんな感じです。
携帯のアラームが鳴る前に気持ち良く目覚めました。
晴れ渡り、お出かけ日和です。
朝食は和食のお部屋食
素朴です(笑)
味付け海苔(定番ですね)、温泉卵、子持ちシシャモ、お麩の煮物、イカの塩辛、梅干し、漬物、グリーンサラダ、湯豆腐、みそ汁、ごはん。
私はししゃもが好きですが、娘はシャケの方が良かったみたい。
普段朝はトーストとチーズかハムだけって感じなのでこの朝食はお世辞抜きで美味しかったです。おひつのごはんも完食。満足です。
まずはお洒落な洋菓子店へ
チェックアウト後、能登島周遊の一日バス乗車券(区間乗り放題 1,000円)を2枚買い、駅までワゴン車で送ってもらい、コインロッカーに昨日買ったお土産などを入れて、駅前からこの一日乗車券でまた温泉街に戻りました。その洋菓子店がそこにあるからです。
いい天気でしたがコインロッカーに私の傘は入らなくて仕方なく持ち歩くことに…
「なんか忘れそうだよね」言いながら心の中では大丈夫と思っていたのですが…
「ル ミュゼ ドウ アッシュ」
辻口博啓という人がオーナーで、石川県出身で地元の発展に貢献したいということでいろいろな事業を展開されてる方のようです。世界的なコンクールでの優勝経験の有る実力者だとか。
外観はこんな感じ。素敵でしょ。美術館も併設されているようですが、私達はカフェスペースへ。時間が早かったので、窓際3テーブルの内の1つに座ることが出来ました。
先にショーケースの中の好きなケーキを選んでから席に着きます。種類が多くて、どれも美味しそうでちょっと迷いました。メニューから飲み物を選ぶと一緒に持ってきてくれます。
娘は塩キャラメルロールとレアチーズらしきケーキを、私はフルーツタルトを選びました。それぞれ一口サイズのバームクーヘンがサービスでのっていました。うれしー♪
お皿は白でケーキの美しさが際立ちます。
タルトはいちごも他のフルーツも甘くて美味しかったですよ。酸っぱいと美味しさも気分も台無しですが、さすがですね。カスタードクリームとのハーモニーも抜群。がっかりさせません。
ホットコーヒーはお替わり自由ですが、香りも味わいもかなりグッド!ケーキの味わいを引き立てます。
値段は平均すると1個500円前後になるかと思います。小ぶりですので1個では物足りないかも… 食べ比べるには良いですね。朝食後でなければ3つくらいイケたかも(笑)
そしてこの眺め
ケーキを買いに来た人も多く、カフェスペースにもその後どんどんお客さんが入ってきました。さすが人気店です。
「パパにも食べさせたかったね」「好きそうなの多かったね」なんて言いながらバス停に急ぎました。1時間に1本、2時間空くこともあるので乗り遅れたら大変です。
能登島のガラス美術館へ
水族館に行くことも考えましたが、帰りの電車は午後3時。いくつも行けないので、ガラス美術館にしました。近くにガラス工房も有り、ガラス彫刻などの体験も出来るようです。
バスに乗ってから、傘を洋菓子店に忘れてきたことに気づきました。軽口をたたいていたらそのとおりに… やってしまいました(笑)
能登島に渡る能登島大橋からの眺めは素敵でした。ほんとに晴れて良かったです。
反対側もと撮ってみましたがちょっと失敗(笑) バスの内部はこんな感じということで…
ガラス美術館の外観は…
内部の撮影は出来ませんでしたが展示作品素敵でしたよ。私ガラスとかクリスタルとかキラキラするもの好きなんです。
入館料は800円、ホテルでもらった割引券で100円ずつ安くなりました。
所々に素敵なチェアが有りました。座って次の予定を相談しました。彼女は七尾に有る食祭市場や七尾城跡にも行きたいみたいです。もうすぐ来る12時のバスに乗って食祭市場に行けば、近くに有りそうな七尾城にも行けるかもということでバスの追加料金はかかりますが、そのコースを選択しました。
まだ半分しか展示を見ていませんでしたが、工房体験もまたの機会ということで、バス停にまたもやダッシュ。
バスの運転手さんはハートフル
能登島と和倉温泉街、駅を結ぶ周遊バスなので、さっきと同じ運転手さんです。随分恰幅のいい方です。
途中で若い4人の女性グループが乗って来ました。耳の不自由な方たちのようで、手話でやり取りしています。和倉温泉駅前でその中の1人が運転手さんにマップを見せながら何か話しかけていました。どうやら彼女たちはのとじま水族館に行きたかったようで、このバスでは逆です。運転手さんは一生懸命説明をしてあげてたようで、ただ間違っていたとしても一日乗車券を持っていない彼女たちはそこまでの運賃を払い乗り換えないといけません。バスを降りた後戸惑い立ち尽くす彼女たちを気遣い、巨体を揺らしながら運転席を降り、身振り手振りで道路の反対側に有るバス停を指さしながら説明してあげていました。優しいです。
七尾 食祭市場へ
和倉温泉駅から食祭市場は周遊の区間から外れているので追加料金を払います。券を見せながら金額を聞き、小銭が足りなかったので両替をしようと千円札を機械に入れました。運転手さんは「こちらで貰いますね」と両替機から出てきた小銭の中から手際よく2人分の硬貨を取り、残りを渡してくれました。こういう時、まごついて後ろの人に気を使うのが嫌なのですが、運転手さんのおかげでストレスなく降りられました。慣れているとはいえ、機転の利く手際のよい運転手さんです。
中は賑わっていました。この写真の向かって右側に大きな駐車場が有り、大型観光バスが何台か止まっていました。
1階は海産物やお菓子などが売られていて、試食しながら買い物をしました。美味しいものたくさん有りましたが、冷蔵物だと持って帰れないので残念でした。
重くなるのもしんどいので、この2つだけ買いました。ご飯のお供です。
2階は飲食店が有ったと思います。先を急いだので上がりませんでしたが…
七尾城跡へ行くつもりが…
地図では近そうだったので廻れると思い、頑張って歩きましたが、なんと地図を見間違えていました。お城はお城でも違う城、小丸山城址公園に向かって歩いていたのです。私は眼鏡をかけないともともと見えないので娘に一任していたのですが、彼女にしてはらしくないミスです。地図は色付けしてあって見づらかったんですね。
結局七尾城は逆方向で遠かったので諦めました。中途半端に時間が余りました。
先程のバスで戻れば忘れた傘を取りに行けそうだったので、急いでバス停まで戻り、乗り込むとまた先程の運転手さんでした。小銭を用意しようと財布を覗き込む私たちに、「さっきと同じ金額で大丈夫ですよ」とミラー超しに教えてくれました。覚えててくれたんですね。親切。
傘を取り戻し、駅までダッシュ
バスを降り今朝行った洋菓子店へ。傘を無事に取り戻しやれやれです。
もう電車の時刻までに駅へ行けるバスの便はありません。ちょっと遠いですがぶらぶら歩いて行こうかと…
半分も行かない内に娘が突如「お母さん、時間無い!」「え~!」
2人でまたもやダッシュ!今日はよく走ります。(笑)
なんとか無事間に合いました。
まとめ
長々と、とりとめもなく綴りました旅行記にお付き合い頂きありがとうございました。
今回初めてネットで格安の宿を予約して行ってみましたが、感想をまとめてみます。
- 交通費込みでかなり安くてお得なことがわかりました。自分で特急の指定席を乗り換えの連絡を考えながら取る煩わしさも有りません。
- 豪華で華やかとはいきませんが、落ち着いた趣のしかもオーシャンビューの素敵なお部屋に泊まれました。フロントをはじめスタッフさんも感じ良かったです。
- お布団も清潔で気持ち良く眠れました。お部屋の広さもちょうど良く、空調も調節が簡単で不快感は有りませんでした。
- 温泉も気持ちよく◎です。化粧水や乳液はポーラ化粧品のものでした。
- あ 余談ですが、この大観荘はペットも一緒に泊まれるようですよ。朝ホテルの前でペットと家族全員で仲居さんに記念写真を撮ってもらっていたご家族がいました。
- 私はそれなりに満足しましたが、難を言うならやはりお料理でしょうか… 娘はお肉が有ったら良かったなと言っていましたので、ボリューム感や高級感を味わいたい場合は向かないかもしれません。
以上の感想と価格を照らし合わせて私は及第点を付けたいと思います。
たまにはこんなリーズナブルな旅行も楽しいですよ(#^^#)
最後までお読みいただき有難うございます。
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