熱中症、過信が招く危険?頭痛吐き気が続いたら…過信せずに受診を!

健康

「熱中症にはならないだろう」自分の健康に自信が有る人ほど、過信による危険が伴います。私のことです。(笑)風邪1つ引かない健康体!熱中症なんて体力のないお年寄りと子どもだけが気を付けるべきものだとずっと思っていました。この思い込み、過信がかなり危険なのです。

 

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熱中症とは全く思わず…過信は危険

今回のお話は最初はのどの痛みと声がれの症状だったので、単なるいつもの喉の使い過ぎによる慢性化した炎症だと思い込み、そのうち治るだろうと簡単に考えていたら、頭痛吐き気が伴い受診したことで、どうやら熱中症かもしれないとわかったということ。そして軽い内にケア出来ましたよというお話です。

 

何度かお伝えしていますが、風邪さえ引かない元気者。最近太り過ぎたこと以外は、特に体の不調もなく過ごしておりました。

 

テレビで連日「命にかかわる危険な暑さ」と言われても確かにそうだけど、私自身は室内での仕事ですし、当然エアコンの効いた部屋でお仕事させて頂いてますから、通勤時の駅までの道のりがしんどいなと思うくらいでした。熱中症になるなんてみじんも思わなかったのです。

 

去年までは寝る時にクーラーは明け方4時くらいに切れるようタイマー設定していたのですが、今年はさすがに付けっぱなしで寝ています。

ただ、私は実は冷え性でエアコンは少し苦手では有ります。家族とは体感が若干違うので、羽織るものと、ズボンもお風呂上りは膝丈、少し体が冷えてくるとくるぶしまでの丈のに履き替えるなどいつも1人で微調整しています。(笑)

 

ところがこの猛暑ですから、最近寝入る時もかなり暑く感じるようになり、上下短いまま寝る日が続きました。途中で肌寒さを感じタオルケットなどかけるといったこともなく朝までということもしばしば。

 

そんな中でとうとう朝目覚めたらほとんど声が出ないという状態になってしまいました。ただ風邪ではないんですよね。熱も無く他の症状も有りません。

喉を酷使する仕事ですから普段から気を付けていたので、ここ何年かはそんなことにならなかったのですが、久々やっちゃいました。

 

乾燥した中で大口開けて寝ていたのでしょうか。(笑)

 

以前からというか5年程前まではわりとよくこんな喉の状態になっていたので、「あ~あまたか、やっちゃったな」程度にしか思っていませんでした。

近年こんな症状が出た時も特に薬を飲むことも無く何日か我慢すれば声も普通に出るようになりました。一種の職業病みたいなもので慢性化しているのでほんとに「またか」程度にしか思わないんですね。

ただ今回は一応市販の喉に特化した風邪薬を念のため飲みました。

喉に直接スプレーする「のどぬ~るスプレー」

これですね、

 

それから「ヴィックスドロップ」

こちらです。レモン味も美味しいです。

これらを駆使しながら仕事も何とか乗り切れると思っていました。

ところが今度は頭痛が激しくなり、日中の仕事中も寝る時も断続的に痛みます。市販の頭痛薬を飲んでもあまり効きません。

これが熱中症の1つの症状なのでしょうか。自分には関係ないと思っていたのにびっくりです。

 

これが「ザ 熱中症」なの?危険だとは全く思わず…

寝付けない日が2日ほど続き、3日目は早めに布団に入ったのにとうとう3時間近く眠れず、喉、耳、頭の三つ巴で痛み、冷や汗が出て、もはや寒いのか暑いのかわからない状況になりました。もちろんエアコンは適正な温度でついています。

痛いから冷や汗が出るのか?タオルケットをすっぽり首までかけても、今度は暑い気がして脱ぎ、しばらくすると悪寒がする…

熱でも有るのかとおでこを触っても熱は無し。いっそ起きようかとも思いましたがそんな元気もなくまた布団にバタンと倒れ込み… でも眠れない…

心なしか軽く吐き気もする。頭痛のせいかしら…

ほんと辛かったです。その後しばらくは眠りにつくときに「また眠れなかったら…」とトラウマになりました。

 

仕事に行っても、仕事中は主に声の出しにくさで困りますが、お昼休みは倦怠感が襲ってきました。

好きなものしか入れていないお弁当なのに完食するのが苦痛で最後はお茶で流し込む感じ。食後もだるくて昼休みもじっと椅子に座っているのが辛くて横になりたくなります。

こんなことは初めてです。流石に自分の健康を過信し過ぎ?と心配になってきました。

自分は大丈夫と高を括って危険な重篤状態になる人もいると聞きます。

夏バテというよりはもっと進んだ熱中症なのかなと感じました。そう言えば水分もそんなに摂らないし… アイスコーヒーは飲むのですがかえって水分補給の観点から言うと良くないそうですね。

 

何年振りかで近所の耳鼻科に行きました

喉の痛みと相変わらず出にくい声に、このままでは仕事に支障をきたしますので、とにかく喉だけでも治そうと耳鼻科に行きました。

熱中症かもしれないというのは後で思ったことで、実はこの時点ではただただ喉が炎症を起こしていて耳やもしかしたら頭の方にも悪影響を及ぼしているのかなと思ったからです。

その耳鼻科はすぐ家の近所に有り、それこそ4~5年ぶりに行ったのですが、神経質そうな先生も白髪が目立ち始めてお互いに歳を取ったなと思いました。

 

「喉の痛みに連動して今は耳も痛くて頭痛もいつもよりひどくて昨日は3時間くらい寝付けなかった。」

という説明を問診票にも書き、口でも説明しました。

最初にいつものような感じで喉を診てもらいましたがそんなにひどい炎症はないとのこと。

「こんなに痛いのに?ほとんど声も天龍源一郎みたいな声しか出てないのに?」とちょっと思いましたが、次に耳も診て「中耳炎は無いよ」と言われました。

それから今までやったことのない鼻の中に長い管のようなものを入れられ検査されましたが、異常なしと言われました。

ここまですごく淡々と矢継ぎ早に行われました。その後なぜか「聴覚の検査をします。」と言われ、「今までしたことなかったのになんで?」と思いました。というか会社の健診でしたばかりなのに必要ないわ~と思いながら、異議を唱えると面倒くさそうな先生なので、そのまま従いました。

中耳炎は無いと言いながらこんな検査必要?(保険点数を高めるために無駄に検査された?)

 

その後鼻からの吸引をし、「頭痛はよく有るのか?」とか「食欲は?」など聞かれました。こんなにキツイ頭痛はここ最近では初めてなのでそのように伝え、食欲も頭痛薬が効かず喉も痛い状態ですから「有りません」と答えました。

「偏頭痛かもしれないね。市販のバファリンなどは効きが悪いかもしれないので、ロキソニンを出しておきましょう。う~んちょっと軽い熱中症かもしれないし、このロキソニンを飲んでも痛みが治まらないなら、他の原因も考えられるので、その時は脳神経外科とかに診てもらったほうがいいかもしれませんね。」と言われました。

なるほど一概に言えないみたい。まあ頭痛は耳鼻科では専門外でしょうし、私が治したいのはとりあえず喉と声なんだけど昨日の不眠が辛過ぎてつい頭痛のことも言っちゃったから、先生としてはこういう見解なのねと思いました。

 

処方された薬に唖然

で出された薬がこちらです。

1つは言われたとおりロキソニンでした。

もう1つはツムラの漢方薬です。「え漢方⁉」

効能の説明には、<胃の働きを良くし、食欲不振を改善。疲れを取り体力をつける>と有ります。

なんだか夏バテ処方の薬みたいな感じですよね。

そもそも喉が痛くて声が出せないという症状を治して欲しくて行ったのになんで??

確かに頭痛、食欲不振も聞かれたので有ると言いましたけど、あくまで治したいのは喉!

一応薬剤師さんに聞いてみましたが、

「先生にはその喉のことも言われたんですよね。それなら炎症じたいはそんなに無いということで処方されたのだと思いますので様子を見て下さい。」

「でもこんな声しか出ないし、喉も痛いんですよ。」納得できません…

「この薬にも風邪の症状を和らげる成分も入っていますので先生の処方ですから様子を見て下さい。」

と言われてしまいました。え~(# ゚Д゚)

 

飲み物を飲むたびにかなり喉が痛いし、もちろん声もおっさんのような声しか出ません。これで喉の炎症はたいしたことないって言えるの?不安…

このロキソニンの方に炎症を抑える成分が有るの?

でも、ロキソニン=とんぷく=痛み止めって、文字通り痛くなった時だけ飲むものであって治す薬というイメージではないですよね。

だいたいもう5日ほど前からこんな状態だと言っているのに、この漢方薬5日分処方されてます。あと5日で合計10日間もこの状態で様子を見ろと言うのでしょうか?

もっと何か抗生剤とかそんな薬を貰えると思っていたのですが…

漢方薬って即効性が無いようなイメージが有りますが違うのでしょうか?

私は普段病院に行くことがほとんど無いので戸惑ってしまいます。

 

その後の経過は?きっと軽い熱中症だったよう…

職場で話したら、

「私もなんかそんな漢方薬とか出されたこと有るわ。今そういうのが多いのかな?」

彼女も私と同じであまりお医者に行かないタイプ。(笑)

 

まあ貰ったのだから飲んでみましょうということで…

ただあれ程ひどかった頭痛も若干の吐き気もさすがに治まりました。痛めばロキソニンがあるという安心感でしょうか。頭痛の頻度も少なくなったようです。

仕事では相変わらず喉は使うので、こちらは咳と共に治りは悪かったですが、「炎症はさほどひどくない」という先生の言葉を信じて様子を見ました。

何とか5日ほどで無事治まりました。

 

まとめ

今回のことで思ったのは、

  1. 予想外の薬が処方されたとしても、相手はプロ。信じましょう。(笑)
  2. 熱中症に限らず、過信は危険です。受診しましょう。

1について、

「ヤブ医者か?」と早急に判断しないでまずは信じて飲んで様子をみましょう。

 

中には「この人絶対変でしょう。信用できない!」という医者もいないというわけではないのでそのあたりは冷静な判断が必要かと思います。

私が出会った<この先生アウトでしょ>と思った医者の話はこちらに綴っています。ご興味があればどうぞ。

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2について、

そして、今回しみじみ思いましたが、自分が丈夫だと過信してはいけないと思いました。

「熱中症には絶対ならないだろう」なぜか漠然としているけど確固たる自信が有ったので、この自分に起きた症状を自力で治そうと(市販薬は飲みますが)したので、もしかしたらもっと重い症状に発展したかもしれません。

そこまで高齢ではないし、高気温の中で作業するわけではないし、エアコンもつけているし等熱中症を引き起こす要因はなく、何よりも人より丈夫な私がなるわけないと。

たとえこのような条件が有ったとしても、例えばストレスや寝不足などで免疫力が落ちていれば誰でも簡単に熱中症になってしまうんですね。

私も知らず知らずのうちに睡眠不足などの負の要因が蓄積されてこのようになったのだと思います。

今回喉の不調で病院に行ったおかげ(?)で熱中症も軽い内にケア出来たのかなと思います。結果的に熱中症と思われる症状が緩和されましたからね。

熱中症も様々な症状が有るようなので、わからずにバタンと倒れ意識を失うという重い症状になる前に早めに気づきケアするのが最善だと思います。

ちなみにあまり今まで飲まなかったポカリスウェットを1日1本は飲むようにしています。以前飲んだ時は「ぼーっとした味だな」という感想でしたが、今回飲んだ時美味しく感じました。

 

以上、自分の健康体を過信することなく、不調を感じたら早めに対処するべきだなと感じたというお話でした。

 

長々と失礼しました。皆様もお体ご自愛くださいね。

 

最後までお読みいただき有難うございます。

 

 

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