老人性うつ?一人暮らしの母のそんな症状にやっと気づいた私の場合

出来事

このところ忙しかったので、かなりお久しぶりに母のところに行ってきました。

実は昨夜、9時頃泣きながら電話が有りました。びっくりしますよね。こんなこと初めてです。

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大病はしてないけど心が弱っていた母

母は80歳、これといった大きな病気はしたことは有りません。持病というものもこれといってありませんが、強いて言うなら、虚弱体質、便秘、胃弱くらいでしょうか。

以前にもお話しましたが、虚弱体質で疲れやすく食の細い母はいろいろな健康食品を試し、今は紅人参四物飲料を愛飲しています。もう20年以上のお付き合いです。

その時の記事はこちら、

高麗人参「紅人参四物飲料」エキスを愛飲している母の元気!
おはようございます。 以前義母が健康食品オタクだとお話しましたが、私の母も健康食品は欠かすことが出来ない人です。 30代の時に家族内や実家との揉め事、仕事などのストレスが原因で体を壊し、手術を伴うようなものではあ...

そのおかげなのか、今のところ元気です。

のはずだったのですが…

「気を使いたくないから1人で住む」という母に、私も義母への遠慮も有り、たまに様子を見に行くことにして、別々に住んでいます。

でもやっぱり一人暮らしは寂しいんですね… 日の高いうちは良いのですが、夜になると侘しさを感じるのかもしれません。

母「ごめんな… あんたも忙しいんやろ わかってんねんけどな…」

私「ううん、どうしたん? 何か有ったん?」

母「違うねん、なんでかわからへんけど涙出てくる… いったいどうしたんやろ…」

私「…」

母「ほんまはな、ここんとこずっとこんな感じでな夜になるのが嫌でな…」

私「そうやな… そらやっぱり寂しいよな。ごめん、しばらく忙しくて行ってへんもんな」

こんな感じで、1時間ほど話し、明日行くからということで電話を切ったのでした。

一人暮らしの母、なかなか会いに行けない私…

父はもう30年程前に亡くなっています。その後私と2人で暮らしていましたが、結婚をしたのでその後は母は一人暮らしです。

ほんとはかなり寂しがりやで、1人に耐えられるのかと心配していたのですが、そうするしかないとなれば、人間て頑張れるんですね。いつしか母も気持ちがたくましくなり、私も安堵していました。

 

母は隣の市に住んでいます。田舎ですから、交通の便も悪いです。バスは近くを通っていますが、2時間に1本といった感じで、最寄りの駅には徒歩30分。

私は運転免許を持っていませんから、行く時はタクシーを使うことも有ります。帰りは何とか駅まで歩いて鉄道を使うようにしていますが、こちらの駅から自宅までもけっこう歩くので、あまり頻繁には行けていない状況です。私もフルタイムで働く身。それなりに休日も忙しいのです。

それが悪かったかな…とちょっと思いました。

母のうつ症状に気づけなかった…

今日は主人に車に乗せてもらって、家族3人で顔を見せに行ってきました。

ちょっと会わないうちに随分痩せてしまっていました。もともと食が細いのに、最近は食べるのが苦痛というくらい食欲が無いようです。

果物などを持って行ったのですが、それさえも食べたくなさそうで心配です。

娘が激太りしている間に母が激やせしていたとは…笑いごとではありませんが、母に何が有ったのでしょう…

 

自分でもよくわからないようです。母はお仏壇にお経をあげるのを日課にしていますが、30年以上続けているので、短い経文なら宙で唱えられます。それが、半月ほど前から急に頭がその時真っ白になってしまって何も出てこなくなったのだそうです。そのことが相当ショックだったようなのですが、正直その話を聞いた時、「そんなことぐらいで…」と思ってしまいました。

でも、本人にとっては大問題だったのですね。80歳になったということも何かしら影響が有るのかもしれません。70代と80代ではかなり自分自身の受け止め方も微妙に違ってくるのかなと思います。

1人でふさぎ込んでいる間にどんどん気分が滅入ってしまったようです。

便秘になるのも、せめてウオーキングくらいした方が良いのに、怠けてしないからだとか、夜眠れないのは、お昼間もついウトウトしてしまってメリハリが無いだからだとか、どうやら自分を責めてしまうようなのです。

野球やスポーツ番組なども好きで、楽しみに見ていたのに、テレビの音が耳障りで見たくなくて消していると言います。1人でテレビも見ずぼうっとするなんて良いわけがありません。

何度か電話でやりとりは有ったのに、そんなことは全然話さなかった母。案外抱え込んでしまうものなのかもしれませんね。

かかりつけ医とも溝を感じ、ますますふさぎ込み…

近所に、昔からある医院が有ります。私が高校生の時から有った医院で、母も風邪ひいたり、便秘のお薬をもらいに行ったりと、ちょくちょく診てもらいに行っていましたが、もう院長先生も母とあまり歳の変わらないご高齢なので、少し頑固なところがあるそうで(母曰くですが)今回のこの状況を説明してもよくわかってもらえなかったようでした。貰った薬も効かない、眠れないと言うその顔は確かに今までとはかなり違う険しくそれでいて弱々しい表情に変貌していました。

「老人性鬱」そんな言葉が頭に浮かびました。数週間前までとは全く違う顏の相なのです。老化に伴う体や精神的な衰えなども要因になるようなので、本人が言う、<今まで普通に出来ていたことが、急に出来なくなった> それだけでかなりのストレスを受け、うつ状態になりかけているのかなと思いました。

心療内科に連れて行きます

今日は私達の顔を見て少し落ち着いたようなので、ゴールデンウイークが明けたら、心療内科へ連れて行こうかなと思います。精神科とどう違うかわからないので、少し大きめの病院に行ってみようかなと思います。

 

最後までお読みいただき有難うございます。

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