こんばんは。
ようやく暖かくなり、近所の桜も一気に花開きました。昨日はそうでもなかったのに今日夕方駅からの帰り道、見上げるとなかなかの見ごろになっていましたよ。1日でこんなに進むんですね。この週末は関西地方は各地でお花見楽しめそうですね。
のどかな気分を吹き飛ばす子供の泣き声
春らしい空気に包まれながら家路についていたら、どこかで子供の泣く声が聞こえてきました。道端でお母さんに叱られて泣きじゃくっているのかしらと思いながら、だんだん大きくなる泣き声に、そこまで泣かさなくてもと思いました。
近くに行き着きましたが子どもの姿は見えません。道路沿いのマンションのどこかのベランダで泣いているようでした。そのマンションはベランダの柵が外からは中が見えない仕様になっているので、どこの部屋の子かはわかりません。
その地点に着く相当前から泣き続けていて、途切れることはなく尋常ではありません。私と反対側から来た初老の男性も、同じようにマンションを見上げ、心配そうな面持ちでした。すれ違った後も気になって、大丈夫かとわずかに空く柵の隙間から見えないかしばらく見てしまいました。振り返ると先程すれ違った男性も同じように立ち止まっています。
「かあらあい~(辛いだと思います) たべなあい 〇×△…」後は聞き取れませんでした。好き嫌いで食べ残して叱られているのでしょうか…
「あ~け~て」どんどん激しく叩く音がします。窓ガラスとはちょっと違う音に聞こえましたが、とにかく激しく何かをたたいているようです。おそらくベランダに出されているのでしょう。
とにかくすごい泣き声と音なのに隣の人はよく平気だなと思いました。泣いてる子どものメンタルも気になりましたが、ベランダで暴れて何かでケガしないか心配になりました。
後ろ髪ひかれましたがどうにもならないので、家路に戻りました。
しつけは各家庭それぞれあるけれど…
たしかに偏食はなおせたらそれに越したことは有りません。
栄養面から考えても好き嫌いなく食べられる方が本人のためにも良いと思います。
でもそこまで泣かせてでも食べさせることは私には出来ません。それを食べないと健康面に重大な支障が出るなら頑張りますが、そうでないなら好みに合わないものを無理して食べる必要は無いと思っています。
ちなみに娘は豆腐が嫌いです。小さい頃に無理に食べさせたこともお豆腐でお腹をこわしたこともないのですが、食感が嫌いだそうです。納豆はOKなのに不思議です。
他にもいくつか有りますが、小さい頃から無理強いしたことは有りません。
食べるって嬉しいことだし、楽しいことなのに、泣きながら嫌いなものを食べた記憶が残るのってどうなのかなと思ってしまうんです。
甘いかもしれませんが、私は懲罰的なことを与えるしつけはしませんでしたし、今でもする必要はないと思っています。
言いつけを守らなかったら、納戸などに閉じ込めるとか外に締め出すとかも一切したことが有りません。実際そんなに手のかからない子だったというのも有りますが、体罰も含めて子供を泣かせるというのがなんとも辛いのです。私自身が…
私の考えるしつけとは…
いえもちろん、言葉で厳しく叱ったことは有りますよ。単なる甘やかしでは本人のためにもなりませんから。いつまでも親が守ってやれるわけではないので、本人が社会に出て厳しい現実にぶつかった時、甘やかされ過ぎて育ったばかりに困難を克服することが出来ず挫折してしまうのでは、かえって可哀そうなことになりますから。
悪いことは悪いと、人に迷惑をかけてはいけないと、成長してからは自分の行動に責任を持つことなどは言ってあります。それ以外のことは本人の好きにすれば良いと思っています。
皆様それぞれご意見が有ると思います。帰り道でこのようなことが有ったので、つい熱く語ってしまいました。
叱ることも必要ですが、その時のことがトラウマになってしまうようなことだけは無いことを願うばかりです。
最後までお読みいただき有難うございます。
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