名脇役の条件とは?今後活躍しそうな俳優たち

興味

一昨日、金曜日の朝の「おはようコール」の二田一比古さんのコーナーで興味深いお話が有りましたので、ご紹介です。

この日、夜に日本アカデミー賞が有りましたので、ちょっと遅くなりました。

 

 

スポンサーリンク

名脇役の条件

先日、大杉漣さんが亡くなったからなのか、はたまた日本アカデミー賞が有るからなのか、こんな話題でコーナーが有りました。

二田さん曰く、名脇役の条件は男女で違うそうです。

名脇役と呼ばれる方はとにかくたくさんいらっしゃいますが、私の印象としては、1年通して見ない時期が無いと思えるほど出ずっぱりの方々というのが正直なところです。

それこそ、大杉漣さんを病院まで付き添った松重豊さんなど、ほんとにドラマに映画にCMでも引っ張りだこというイメージが有ります。

若い時の彼への印象は体が大きくて怖いイメージでした。かなり強いキャラクターで、お茶目なCMやコミカルな演技をされるとはとても思えませんでしたが、印象は1つにとどまらず活躍されています。

同じく「バイプレイヤーズ」で共演されてた光石研さんに至っては、初期の頃は確か真面目で素朴な好青年といった役柄が多かったように思いますが、ここ何年かでは、映画「共喰い」で見せたひどい人間性の父親、ドラマでも「Nのために」でとんでもない父親を演じていました。びっくりしました。

「共喰い」は今回の日本アカデミー賞で栄えある最優秀主演男優賞を獲得した菅田将暉くんが2013年に主演し話題になった映画ですが、なかなかに衝撃的でした。

「Nのために」は2014年のドラマですね。ただいま活躍中の窪田正孝君も出てましたし、主演の榮倉奈々さんは、この時共演した賀来賢人さんと結婚されましたね。この榮倉奈々さんの父親役で、家族を家からひどい言葉を浴びせて追い出し、愛人と生活するという許しがたい父親役でした。

この方ほんの一時期ですが、大手スーパーのCMに息子と良い関係性を持った父親といった設定で出ていました。その時息子に負けないほどのなかなかのスレンダーな体型で洋服を着こなしていて、体鍛えてるのかなとちょっと思いました。

今後も私的には気にしたい俳優さんです。

 

男性の場合、

前置き長くなっちゃいましたが、二田さんがあげた条件とは次のようなものです。

  1. カメレオンであること。
  2. 顔芸で見せる。
  3. 経験と苦労を積む。

1番は、善人から悪人まで、強面から小心者まで幅広く演じること。一つのイメージに固まることなく柔軟に演じ分けてこそ名脇役ということですね。

カメレオンと異名の有った大杉漣さんは眼鏡を自前で50本以上持っていたそうです。役柄に応じてそれらしく見えるように選んでいたそうです。

2番の顔芸というのは、たとえば切られ役などはセリフが有りませんが、顔がアップになったりするので、表情でいかに臨場感、存在感を出すかというのが重要なのだそうです。

男性の場合は年齢層が幅広いのだそうです。

二田さん推奨の今後活躍しそうな名脇役はこちらの3人。

 

<若手部門>  矢本悠馬さん。

子役出身だそうですが、あまり売れなかったようで、二田さんによると特定のイメージが付かず、それがかえって良かったのだそうです。

ちはやふる」や朝ドラなどかなり出演作は多いようで、イケメン俳優などとの交流もたくさん。将来有望な若手実力派俳優です。出演作品はほぼヒットというなかなかの評判も有りましたよ。

 

<ベテラン部門>  松尾諭さん

この方、以前岡田准一さん主演の「SP」にも出てましたね。ちょっと前ファンケルの「えんきん」という目のサプリのCMに村田雄浩さんと出てましたね。

この方も出演作多し。元井川遥さんの付き人だった時期が有るそうです。

どこにでもいるような感じなのに、これだけの出演作が有るということは、どこにでもいるタイプの中でも存在感が如実ということでしょうか…

 

<コメディアン部門> 今野浩貴

キングオブコメディのボケ担当ですね。残念ながら相方男性は不祥事を起こし、彼一人で活動しています。

僕たちがやりました」が記憶に新しい出演作品ですね。

独特の風貌で役柄は狭いのではと懸念しますが、逆に思いもかけない役柄を演じた時、驚きとともに圧倒的な存在感を示すかもしれませんね。楽しみです。

 

名脇役、女性の場合

女性の場合の条件はシンプル

  1. 脇であることを受け入れられるか。
  2. 経験と苦労を積む。

女優は皆主役を目指して頑張るのだそうです。人気を博した女優もピークを過ぎると、新人や若手に押されていつまでも最前線にいられるわけではありません。

そんな時に主役にこだわらず、イメージを払拭して演じられるか、主役を引き立てながら、自分も脇として存在感を示せるかということが重要なのかもしれません。

 

1人目は、内田有紀

二田氏が一人目にあげたのは彼女です。

結婚、離婚を経験し、人間としても幅が出来たということでしょうか。あのコトー先生(吉岡秀隆氏)が元旦那様です。

1995年にはあの「花男」の牧野つくし役をしていました。井上真央さんよりも遥か昔です。

綺麗だしスタイルもかなり良いのになかなか主役にはなれないのが不思議です。

 

2人目は、広末涼子

一時期あまり見かけないと思っていましたが、最近大活躍ですね。たまにバラエティでも見かけます。

彼女は10代アイドル時代には歌も出して、人気爆発でしたよね。

私の印象は「あまりに普通過ぎてピンと来ない」だったんですが、この普通さゆえにたくさんの人に認められ周知されたということでしょうか… 同じ年頃のファンには隣にいるような手が届きそうなアイドルという感じだったのでは…?

彼女の若き日の出演作はあまり見ていないのですが、浅野温子主演の「沙粧妙子ー最後の事件」でゲスト出演していて、少女期の危うさ、ひたむきさを好演していました。やっぱり実力の有る女優さんなのだと思ったものです。

最近では、綾瀬はるか主演のドラマ「奥様は取り扱い注意」での存在感有りの「脇」がなかなかでしたね。

 

経験したこと、大変だったことすべてが糧

演技の幅ということでは、やはり良いも悪いもひっくるめて、たくさんの経験が大きな財産になりますよね。

実際そんな目に合って、辛い思い、嬉しい気持ち、感じたことが有れば、想像だけでの演技とは比べ物にならないほど深いものになるでしょう。表情ひとつにしても味わいが違ってくると思います。

このあたりのことは男女関係なく必要ということですね。

 

最後までお読みいただき有難うございます。

 

興味
スポンサーリンク
シェアする
綴りごと

コメント