公務員の予備校「LEC」通信コース、実際に入った時の一部始終と期待。

出来事

私は娘に「将来を考えるなら公務員がいいよ」と以前から勧めていました。

何故なら、たとえ大手の企業であっても民間なら業績によっては待遇が悪くなったり、最悪倒産ということも有りますが、公務員は安泰だと思うからです。

実際私が勤める会社も大手企業のグループ会社になりますが、業績の悪化に伴い待遇は悪くなる一方です。辞めても転職は難しいのでしがみついていますが、正直やりがいを感じるとは言えないです。

そんな私の進言に真実味を感じたのか娘も少しその気になったようでした。大学も話し合って公務員になった人の実績が良く、学内に授業とは別に公務員などを目指す人が勉強できる機関を備えているところに決めたのでした。

ただ私の見解は甘かったようで、そんな大学できちんと勉強すれば公務員になれるというわけではないんですね。確かに公務員試験はかなり難しいと聞きました。勧めながらも私自身ほとんど何も具体的に知らなかったのです。

 

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公務員になるための予備校に見学に行った娘

同じように公務員を目指すことを考え始めた友人に誘われて予備校を見学することに。

3ヶ所を一日で順番にまわったそうです。

「LEC東京リーガルマインド」と「伊藤塾」と「資格の学校TAC」です。

いずれも公務員合格実績が高い名の知れた学校です。

その中で1番費用が安いところに決めました。親孝行です。(笑)

公開講座を受講し、具体的なシステムや費用について聞いてきました。

友人もそこが気に入ったようで、2人とも入ることに決めました。

決めたのは「LEC東京リーガルマインド」

現在キャンペーン中でいろいろと割引サービスが有りました。(6月30日まで)

  1. 2020年に受ける予定の人は30,000円割引(2019年に受ける人は10,000円割引です)
  2. フレンド割 一緒に見学し申し込んだ友人と共にそれぞれ20,000円割引
  3. 公開講座、受講相談に行った人は10,000円割引
  4. 代理店割引 10,000円割引

娘が入ったコースは「2年パーフェクトコース 通信」です。

2年間の受講料は通常だと380,000円。(通学コースだと450,000円です。)

そこから上記の割引合計70,000円を差し引いて、310,000円を支払いました。

駅の目の前で便利、中の雰囲気は?

受講料を支払いに娘に着いて行ったのですが、阪急梅田駅のすぐ目の前、ユニクロの入っているビルのすぐ横です。

エレベーターで上がり、中に入った第一印象は「ハローワークみたい…」でした。(笑)

まあハローワークというのは違うかもしれませんが、お役所の出先機関のような地味な感じがしたのです。名前も横文字が入るし、もっと明るくて綺麗で洒落た感じの受付を勝手に想像していたので以外でした。

カウンターにいくつか椅子が置いて有り、そこで手続きをするようになっています。

受け付けて下さったのは若い女性でしたが、手際よくソフトな声と物腰でとても感じが良かったです。たまに受付などでは事務的で愛想も何もない人もいますが、彼女はそういったこともありませんでした。

支払いを済ませた後の実際に授業を受けるまでの手順や注意事項。通常のカリキュラムと併せてに受けられるサービスの説明。その際の予約の取り方の説明などが有り、最後に受講料の説明が有りました。

通常の価格と今日支払うとしたら受けられる割引サービスもきちんと説明されたので、不安なく気持ち良く支払いまで終えることが出来ました。

通常のカリキュラムにプラスαのフォロー制度

基本的には通信(Web)で受講することになりますが、実際に学校に行って受けられるフォロー制度というものが有ります。

  1. リアル面接シュミレーション 模擬面接を受けたり、面接についての相談が出来ます。
  2. 担任進路相談 学習プランの相談など。
  3. 科目質問 勉強でわからないところを質問出来ます。
  4. 担任ホームルーム 月に1回程度、講義とは別に開かれます。
  5. 合格アドバイザー制度 その年の本試験に合格した受講生に相談にのってもらえます。

予約が必要な場合も有りますが、通学ではなくてもこういった場に参加することが出来れば、他の受講生の方との情報交換が出来たりして良い刺激になりそうです。

講師のアドバイスは具体的な様子

実は私たちが手続きをしていたカウンターの後方で、たまたま受講生と講師の方らしき2人が面談をされていました。少し離れていましたが断片的にお話が聞こえてきました。

おそらくエントリーシート?わかりませんが、文面について「この書き方はいけないのでこう直した方が良い」といったズバッとダメ出しをされていたので、具体的でわかりやすいアドバイスを受けられそうだと思いました。

後日送られてきた大量の教科書

段ボールで2箱送られてきました。結構1冊が分厚いです。大学の授業と両立できるかな…?

これで全部というわけではないようです。

授業はパソコンでもスマホでも見ることが出来ます。通学での受講と違い、自分の都合の良い時間に見ることが出来るので、長い通学時間を利用して電車内でスマホで見たり、休日には出来るだけ時間をかけてパソコンの大画面で集中して見たりと工夫次第でカリキュラムをこなしていけます。

 

公務員のための塾は必要か?

3校の中では1番安かったと言っても30万円を超える値段です。

「大学の学費にプラスしてこれだけの費用をかけるべきなのか…?」

悩まなかったといえば嘘になります。

おそらく塾など行かなくても合格する優秀な人はたくさんいると思います。でも娘は何を実際始めたらいいのかわからい状態でした。私も全くそういった知識はありません。繰り返しになりますが、公務員をそれなりに輩出している大学に入って真面目に勉強していればなれるだろうくらいのレベルでした。

今回のこの塾も友人の方が少し前向きに検討されていたので娘を誘ってくれて見学に行ったからこそ知ったのでした。この時期に知ることが出来、早割という形で入れたので彼女には感謝しています。

勉強の道筋が用意されている環境

娘のように何から手を付けたら良いかわからない場合は、決められたカリキュラムに沿って勉強していけば良いこういった塾は最適だと思います。

難しくてわからなければ、質問したり相談したりできる環境が有りますし、何よりも面接のシュミレーションを回数無制限で受けられるのは大きいです。

そのほかにも、実際合格された方からの生きた情報を得られますし、担任の講師に相談することも出来るので、モチベーションを保てます。

独学に有りがちなこの勉強法で間違っていないのかといった不安を抱えることもなく進めていくことが出来ます。

以上のことから、私は塾に入る事には意義があると思います。

娘の前向きな気持ちの表れだと思い、頑張ってくれたらなと思っています。

 

最後までお読みいただき有難うございます。

 

 

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