先週はオリンピックのため、放映が無く、本日が第7話です。
例によってネタバレご注意ください。
前回のあらすじはこちらです。

刑事部長の部屋に呼ばれた慶介
警察部長、芳賀恒彦(鶴見辰吾)の部屋に呼ばれ、容疑者を間一髪助けた手柄を褒められた慶介。
芳賀には高田(佐々木蔵之介)から慶介の素性は報告済みでした。警察官になった理由を聞かれた慶介は「過ちを正すために」と答えます。
退出後、芳賀は高田に慶介の監視を命ずるのでした。
ザ・プレミアワイドの面々が慶介をターゲットに
帰ろうとする慶介に真崎(水野美紀)が「お手柄ですね~」とマイクを向けます。立ち去る慶介。あなたの素性はわかっているという意思表示だったのです。百々瀬の指示の元、ファイナルカットを突き付けられた彼らの反撃です。時間が無いと焦る慶介。
高田の本心はどこに…
一方、高田は当時の被害女児の母親を尋ね、仏壇に手を合わせます。毎年命日に訪れている様子です。悪人とは思えなくなってきました。果たして…
慶介が被害女児宅にも訪れていると知った高田は、慶介に言います。「自分のところで留めるつもりなのに、お前の行動のせいで上に報告せざるを得ない」と、「お前が引き起こしている」のだと…
姉妹の事件当日の様子が明らかに…
小河原家リビング 慶介のことと12年前の事件について話す雪子(栗山千明)と若葉(橋本環奈)
雪子は兄に御馳走してもらおうと、父親の事務所で勉強している兄に会いに行ったのでした。その時、恭子(裕木奈江)が走って園に戻ったところを目撃したのです。しかし兄はおらず会えなかったのでした。
「お兄ちゃんは行くの辞めて家で勉強してた」「具合の悪い私に温かい飲み物を作ってくれた」若葉がそう答えました。祥太は本当に家に居たのか? それにしても全く祥太の顔が映りませんね…
とにかく慶介に会うのはやめようと雪子は若葉に言うのでした。
小河原に揺さぶりをかける慶介
今では高層ビルにオフィスを構え、羽振りの良い様子の小河原を尋ねます。ビルを見上げ、
「これだけ成功したら隠したくなるよな 殺人犯の息子は…」とつぶやくのでした。
報道被害に関するサイトを運営していて、12年前の容疑者とされていた女性の息子が再びメディア被害にあっているので相談に乗って欲しいと話します。
明らかに困惑する小河原。強い調子で追い払われた後、隠しカメラで監視していると、すぐに誰かに電話をし会う約束をしていました。さて誰と会うのか…
いまだに不可解、高田と百々瀬の関係
スポーツジムで話す百々瀬と高田。
12年前について、「もし園長が犯人ではなかったら当時の捜査が初動ミス。これは大変なスクープだ」と百々瀬が言い、「そちらがミスリードした」と返す高田。
慶介を徹底的に取材すると百々瀬は話すのでした。
襲われる大地
小河原が料亭で密会していたのは、芳賀でした。
「調書が破られて、何故小河原祥太の名が消えたのか こいつらが知っている。」
そう感じている慶介。いったん張り込みを大地に任せます。
警察を出たところで若葉が現れます。
「協力するから恋人にして」「お兄ちゃんのことを調べる それが望みでしょう」
静かに断り立ち去る慶介。唇をかみしめる若葉。
「メディアが何故今さら嗅ぎまわるのか」と、芳賀に相談する小河原。
「容疑者の園長が自殺し、事件は終わった 今も昔もそのことに変わりない。」
芳賀はそう答えるのでした。
途中で大地の尾行に気づいた芳賀が手をまわしたちんぴらに襲われる大地。
隠しカメラの映像を見ていた慶介は、そのちんぴらに次の指示を芳賀が電話で出している様子で大地に起こった異変を知り、GPSを頼りに駆け付けて傷を負った大地にたどり着きます。幸い命に別状はない様子。
「悪いと思ってる。おまえを巻き込んで…」
謝る慶介に「俺は一人、親は死んだ。」 「いるだろ、ちゃんと」 「(あんな親)カウントしてない。 優しかったのは恭子先生。だから一緒にやる。」
そんないきさつが有ったのですね。幼馴染とはいえ、何故こんなに協力するのかと思っていましたから…
「許さない!あいつら。」 大地に肩を貸しながらそう強く思うのでした。
芳賀と直接対決
緊急案件、評判にかかわること、内密に会いたいと芳賀に電話し、直接対決です。
刑事部長は警視総監、副総監の次にえらいポジション、エリート中のエリートです。
がさ入れをリークし、見返りに接待といった持ちつ持たれつの黒い実態。実際大地を襲わせた際の電話でのやり取りの様子を録ったビデオなどが、彼へのファイナルカットでした。
娘の万引き事件で小笠原に世話になり、その見返りに小笠原の息子を助けたのではないか? 芳賀に疑問をぶつけます。
芳賀に母親の事件を再捜査するよう迫りますが、「新事実がでなければ再捜査出来ない。」と言う芳賀。「俺が新事実を探す。だから俺の邪魔をするな!さもないとお前のキャリアはここで終わる」慶介は言い放ちます。
急に不敵に笑う芳賀、そして「もういいんじゃないか」と店内に向かって大声を上げます。現れたのは高田でした。実はその場にカメラが仕掛けられていたのです。「立派に脅迫罪だ」立場が逆転し、絶体絶命かと思われましたが…
なんと!高田が芳賀に思わぬ反撃をします。実は何も録画していなかったのです。
ここで初めて高田の真意がわかりました。12年前の事件を高田もまた忘れていなかったのです。芳賀に自分も慶介と同じ意見だと宣戦布告します。
高田は、ザ・プレミアワイドであまりにも早く一報が出ておかしいと思い調べようとしますが、何故か現場を外されました。ますます怪しみ、調べようとしますが、調書の大事な一部が切り取られ隠蔽されたことから、やみくもに動くとかえって真相から遠ざかる と悟った高田は警察上部や百々瀬とも上手く関係を構築して、巧みに真実を追っていたのでした。
そんな矢先の慶介の出現に、慶介をけん制しようとしましたが、結局慶介が動き回ったため、関係者が動き出してしまったのでした。
高田を疑ったことを詫びる慶介に、高田は慶介の母親は無実だと思っていると告げます。
「有難うございます。信じて頂いて…」真の味方がもう一人現れましたね。
大スクープのリアルショーを目論む百々瀬
真犯人らしき恭子が目撃した若い男を、百々瀬たちも躍起となって見つけ出そうとします。
見つけ出し慶介と対面させることで、番組の大スクープとするためです。
「いかようにも料理してやる だから言っただろ もっと面白くなる 壮大なリアルショーだ!」
不敵に目論む百々瀬。
その前に真実を見つけ出さなければ。高田はそう思っているのでした。
事件当日の通り雨で新事実
10分の通り雨の時間と当日雪子が保育園の有るビルの前で、母親を目撃した時の状況から実は犯人の車がそこに有ったのではと気づく慶介。
雪子を現場に呼び出し、時間と状況を確かめたが、兄を犯人扱いする彼に取り乱し立ち去ろうとします。そんな雪子を抱きしめる慶介… その真意は?
一方父親の書斎で家族写真を見ていた若葉。ふいにパソコンの画面にチャットが現れhelloダディと… 驚く若葉が「お兄ちゃん?」とチャットし、「若葉か 久しぶり」と…
やはり生きているようですね。今後どのような展開になるのか楽しみです。
最後までお読みいただき有難うございます。
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